週刊なるほど!消費税 納税義務(18) このウインドゥを閉じる

** Weekly Consumption tax ********************

☆☆ 週刊 なるほど!消費税 ☆☆        第99号(2004/11/08) 

 【 アトラス総合事務所 】    http://www.cpainoue.com/

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               ★ 納税義務(18) ★ 

               

【先生】

 今回で白寿を迎えたなるほど!消費税。次回はついに区切りの100回

を迎えます。

【生徒】

 百から一をとると白になるから99歳が白寿なんですよね。

【先生】

 そうです。他にも祝い年は色々ありますね。

干支が60で一回りすることから60歳が還暦、

唐の詩人杜甫が詠んだ「曲江詩」の中にある「人生七十古来稀」より70歳が

古希、

「喜」の草書体が七十七と読めることから77歳が喜寿、

「傘」の略字が八十と読めることから80歳が傘寿、

「米」の字を分解すれば八十八となることから88歳が米寿、

「卒」の略体が九十と読めることから90歳が卒寿

などなど。

それから一般的に寿命が長いことを万寿と言ったりします。

【生徒】

 人生50年〜 なんていうのはまだまだお子ちゃまって感じですね。

【先生】

 さて、前回は課税事業者選択について見ていきました。今回は納税義務の

お話の最後としてまとめてみたいと思います。

 まず納税義務判定の大原則は「基準期間の課税売上高」です。

【生徒】

 基準期間の課税売上高が1千万円を超えていれば納税義務があるんです

よね。

【先生】

 そうです。法人は平成16年4月1日以降開始事業年度、個人事業者は

平成17年度より判定の金額が1千万円となりました。それまでは3千万円

です。

 基準期間は法人は前々事業年度、個人事業者は前々年というのが基本です。

但し、法人の場合には前々事業年度が1年未満であれば特例があります。

【生徒】

 1年分に換算し直す計算が必要でした。

【先生】

 個人事業者については、年度の途中で事業を始めていた場合でも換算し直す

必要はありません。

 課税売上高にも注意が必要です。基準期間が課税事業者であったなら、税抜

にしなければいけませんが、免税事業者であったなら、たとえ5%を上乗せして

いたとしても、その総額が課税売上高となります。

【生徒】

 5%は消費税じゃなく値上げとして考えるんでしたよね。

【先生】

 課税売上高の判定には色々な特例がありました。法人では合併の場合と分割

の場合、個人事業者では相続の場合。

【生徒】

 通常の判定の仕方では免税事業者でも、特例に当てはまると課税事業者に

なってしまいます。

【先生】

 自ら課税事業者となるための制度もありました。

【生徒】

 課税事業者の選択ですね。

【先生】

 免税事業者は納税の必要もない代わりに還付もうけられません。還付を受け

たい場合には自ら課税事業者を選択することになります。

 個人事業者の方はちょうど平成17年が目前ですから、自分の消費税の納税

義務をきちんと把握しておきましょう。

◆発行 アトラス総合事務所